タミフルの画像

タミフルはインフルエンザの治療薬として非常に知名度が高い薬になったと思います。実はこのタミフル、予防にも使用できることはご存知でしたか?当サイトを見ればタミフルについて丸わかりになるくらい徹底解説しますよ!

タミフルは予防にも使えます!

タミフルはインフルエンザに感染していることがわかってから医療機関で処方されるのが通常ですが、薬として見るとこうした治療目的ではなく予防目的にも効果的であることがわかっています。
予防投与の方法としてはタミフルのカプセルを1日1回、1カプセル服用する形になり、これを7~10日間継続すれば服用期間中に高い予防効果を得ることが可能です。
日本国内の製薬会社が行った調査の結果では予防投与を行うことでインフルエンザへの感染率が1~2%程度まで抑えられるとしていますから、その予防効果は極めて高いと言って良いでしょう。
従って受験や仕事のピークのようにインフルエンザに感染することが出来ない時期があるのならば服用を検討する価値があります。
ただ注意が必要なのが、現在の健康保険制度は病気と怪我の治療に対してのみ適用されるものだという点です。
タミフルの予防投与は医療機関に申し出れば対応してもらうことが可能ですが、あくまでも予防措置であるということで薬の代金については全額自己負担となります。
タミフルの薬価は1カプセルあたり317.9円ですから10日分の予防投与を望むのであれば3179円の費用が薬代としてかかり、医療機関での諸費用を含めると5000~7000円程度の負担になります。
またこの予防投与はタミフルの効果があるインフルエンザにしかなくタミフルに対して耐性を持つ新型インフルエンザに対しては効果が見られない可能性が高いですし、通常の予防ということであれば予防接種であってもある程度の効果を見込むことが可能です。
こうしたことを踏まえると全ての人がタミフルの予防投与を受けるべきではないと言わざるを得ませんが、その極めて優れた予防効果に意味があると考えられるのであれば医療機関に相談して処方してもらうようにしましょう。

タミフルの副作用には注意をしましょう

抗インフルエンザ薬には4種類の薬があります。タミフル、リレンザ、イナビル、ラピアクタです。その中でリレンザと共に良く使われているのがタミフルです。タミフルはノイラミニダーゼ阻害薬の一つで、インフルエンザウイルスの表面にあるノイラミニダーゼの働きを封じ込め、増殖しないようにする薬です。リレンザよりも後に使用が開始されましたが、リレンザは薬を吸入するタイプであるのに対し、タミフルは錠剤で手軽に飲めることから、タミフルの方が多く処方されていました。現在では、因果関係はわからないものの、タミフルを服用すると異常行動を起こすことが多い、10代の子どもには処方されないことになっていますし、タミフル耐性型ウイルスも見つかっています。
リレンザと同じように安全性の高い薬ではありますが、まれに副作用が出ることがあります。
タミフルの副作用で多いのが、腹痛、下痢、嘔気です。重篤な場合はショック症状や肺炎、肝機能障害、急性腎不全などがあります。もし、服用をしていて、じんましんが出る、動悸がする、意識がぼんやりする、血便が出た、白目が黄色くなるといった症状が出た場合は、服用を中止して医療機関を受診するようにします。
また、医療機関に相談する症状としては、めまいがひどい、視野が狭い、ふるえ、物が二重に見える、血を吐く、お腹がはる、胸がどきどきする、唇が赤くなったり腫れたりする、などといったことがあげられます。
安全性が高い薬でも副作用はあります。少しでも変だな、と思ったらきちんと相談をするようにしましょう。また、異常行動が起きやすいのは、服用して24時間ほどの間です。薬を飲んでも目を離さないようにすることも大切です。

タミフルを飲んでも手遅れな場合とは

インフルエンザの治療に用いられる代表的な薬にタミフルがあります。服用すれば早期に症状が回復するので、インフルエンザのいわば特効薬として利用されています。
ただし特効薬といっても、タミフルにインフルエンザウイルスを死滅させる効果があるわけではありません。あくまでもタミフルには、インフルエンザウイルスの増殖を抑える働きしかないのです。したがってウイルスが爆発的に増殖してしまった後でタミフルを服用しても、効果を期待できなくなってしまいます。タミフルの効果を最大限に生かすためには、時間との勝負が大切になるのです。
タミフルを効果的に活かすためには、インフルエンザの症状を発症してから24時間以内、最長でも48時間以内にはタミフルの服用を始めなければいけません。発熱などの症状が出てから48時間以上を経過した時点で服用を始めても、もはや手遅れの状態ですので薬を飲んでも意味がありません。ですから少しでもおかしいと感じた場合は、すぐにでも医療機関を受診することが重要になります。
医療機関でタミフルを処方された場合は、基本的に5日分が渡されます。早期に服用すれば熱が下がり、回復したような状態になりますが、だからといって薬の服用をやめてしまうのは厳禁です。ウイルスはまだ体内に残っている状態ですので、服用を中止すると再び増殖を始める恐れがあります。ですから必ず処方された日数分の薬は飲み切ってしまわなければいけません。
なお最近はインターネット通販などでも薬の購入ができますが、どの薬にも副作用があり、ほかの薬との併用が禁止されていることもあります。通販や個人輸入で購入した薬で何らかの影響が出ても、すべて自己責任になりますので慎重に利用することが必要です。